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福島大学

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福島大学農学群食農学類2019年4月開設

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2019年度入学
篠崎 奏子

周囲の温かさを感じた農場実習

 農業・林業・地域の間に利益の循環を生み出し、各産業や地域の活性化につなげたい。そう考えていた私は、地域の農林業を体験でき大学で習得した技術や知識を地域に還元できる福島大学食農学類に魅力を感じ、親や親戚を説得して福岡から学びに参りました。
 当初は、頼る人のいない地で本当にやっていけるのかと不安でした。それでも前に進み続けられたのは、出会った方々の温かさがあったからです。それが特に感じられたのは農場基礎実習です。素朴な疑問にも答えてくれる先生。共に参加して農業機械や技術を提供してくださる地元企業や地域の方々。互いの長所を活かし短所を補い合って臨む同級生。特に農業高校出身者は、習得してきた技術や知識を分かりやすく教えてくれたり、違った視点から質問してくれるので、より深い理解につなげることができました。大学近くの酒蔵「金水晶」では、普段は入れない作業場も見学させていただきました。醸造も、農業と同じように特定の時期だけ行われ、「夏は農作業、冬は醸造」などと色々な仕事を組み合わせて1年のライフスタイルを形成しているという話に衝撃を受け、醸造に関してももっと学びたいと考えています。
 私は積極的な性格ではないのですが、一歩を踏み出せば色々なことを学べる食農学類に来てよかったと心から思っています。これまでの出会いを糧に、人と人とをつなぐ農林業について学び経験し、自身の将来にも思いを巡らせていきたいです。

学生生活

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