メニューを飛ばして本文へ

福島大学

Menu

福島大学農学群食農学類2019年4月開設

English

申文浩准教授がクリタ水・環境科学研究優秀賞を受賞!

生産環境学コースの申文浩准教授が、「2020年度クリタ水・環境科学研究優秀賞」を受賞しました。本賞は、過去にクリタ水・環境科学振興財団の研究助成を受けられた研究者の中から、優れた研究成果や社会貢献の実績をあげている研究者に対して授与するもので、今年度は申准教授のほか5名が受賞しました。申准教授は2015年度から2016年度にかけて、同財団の研究助成を受け、環境水中の放射性セシウムの動態解明に関する研究活動を行ってきました。


【受賞概要】
所 属:福島大学 食農学類
氏 名:申 文浩 准教授
受賞名:2020年度クリタ水・環境科学研究優秀賞
業績名:環境水中の放射性セシウム分析における前処理手法に関する研究

【業績の概要】
 受賞者は、東京電力福島第一原子力発電所(第一原発)の事故で放出された放射性セシウムの長期環境動態評価に必要な水中の放射性セシウムを分析するための前処理手法の比較検討や、水中の放射性セシウムの存在形態、動態を解明する一連の研究を行ってきました。特に、第一原発から40km圏内に位置するため池や河川地点において、ろ過時のフィルターの孔径と、前処理手法の違いが溶存態放射性セシウムの測定値に与える影響を明らかにし、各手法の特徴を整理した研究成果が高く評価され、今回の受賞に至りました。

【クリタ水・環境科学振興財団について】
 公益社団法人クリタ水・環境科学振興財団は、水環境に関する科学の振興を図り、自然と人間の調和を促進する社会発展に貢献するとともに、人と生態系にとって豊かな地球環境の創造に寄与することを目的として、1997年3月12日に設立され、水と環境の科学の分野における調査・研究およびその国際交流に対する助成事業等を運営しています。

プレス発表資料.pdf

https://www.fukushima-u.ac.jp/news/Files/2020/08/r20828.pdf

ページトップ