nittay@agri.fukushima-u.ac.jp
作物学、栽培学、熱帯農学
おいしい米など高品質作物の構造を電子顕微鏡などで明らかにし、栽培に反映させます。また、夏の異常高温や低温下でも安定的に生産する栽培制御技術を開発します。さらに、バイオ燃料作物スィートソルガムの多面的利用を栽培制御技術とともに明らかにします。
東北大学大学院農学研究科博士課程後期退学。高知大学農学部助手、茨城大学農学部教授・東京農工大学大学院連合農学研究科教授、茨城大学評議員・副学部長(農学部)を経て、2018年より福島大学教授、2019年より同食農学類教授。
yoshinoriwatanabe@agri.fukushima-u.ac.jp
環境保全型農業、有機農業、土壌学、作物学
「環境に対する影響・負荷が少なく、持続的に農地や里山から生産物を得るには何が必要か?」これからの農業を未来へつなぐために、農地の管理や利用方法を、土壌や作物の栽培という観点から研究を行っています。アフリカでも同様に低地の水田の持続的な利用を研究しています。
鳥取大学大学院連合農学研究科卒博士(農学)。2012年より近畿大学農学部研究員。2018年より福島大学農学系教育研究組織設置準備室講師。2019年食農学類准教授。
dtakata@agri.fukushima-u.ac.jp
果樹園芸学
福島を代表する果物に関して、"福島の飛躍"を目指し、樹体生理に基づいた栽培方法の解析、ICT/AI技術の導入、海外輸出に関連した流通技術に関する研究や人材育成を行います。また、"復興"をキーワードに放射性Csの果樹園における動態解明を継続して行います。
岡山大学農学部博士後期課程修了博士(農学)。東京大学農学生命科学研究科附属農場助教を経て、2017年より福島大学農学系教育研究組織設置準備室准教授。2019年より食農学類准教授。
tetsuro.shinoda@agri.fukushima-u.ac.jp
応用昆虫学
昆虫は地上で最も繁栄した生物群で、驚異的な環境適応能力を持っています。農作物生産においては、殺虫剤に対して速やかに抵抗性を発達させるなど、人間の手強い敵となります。私は、より環境と調和した害虫管理をめざして、殺虫剤抵抗性、昆虫の脱皮・変態、フェロモン合成など、昆虫特異的な生理・生態機能を解き明かし、それらをターゲットとした新しい防除法を開発したいと考えています。
東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。博士(農学)。農水省野菜試験場、農研機構生物機能利用研究部門を経て、2019年より福島大学食農学類教授。
r644@ipc.fukushima-u.ac.jp
土壌環境化学、環境放射能
土壌は農業生産の基盤であり、生態系を支える基盤でもあります。70億の人口を支える食糧も土壌なしには賄えません。同時に、土壌自体も気候や生物の影響を受けながら長い年月をかけてゆっくりと生成されます。そんな土壌と環境や生物、農作物との相互作用を研究しています。
筑波大学大学院修士課程修了(環境科学)、同大学院博士課程修了 博士(農学)。
筑波大学産学官連携研究員、独立行政法人農業環境技術研究所特別研究員を経て2012年より福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任准教授。2019年食農学類教授。
植物栄養学、放射線環境工学
耕作不適地の改良、資源利用の効率化など持続的かつ環境負荷軽減を実現する農業の実現と放射性物質で汚染した地域の農業復興に寄与するために、植物-微生物-土壌が織り成す複雑な農業環境を包括的に解明する研究を行っています。
東北大学大学院農学研究科修士課程、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程(農学)修了。
福島県庁、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授を経て、2023年4月より同学類教授。
飼料資源学・畜産学・草地学
家畜は人類の歴史・宗教・文化に深く関わっています。本研究室では、ユーラシア大陸の沙漠化の原因解明と修復技術の開発から福島県の和牛のブランド化に関する研究まで、国内外の広いテーマを扱い、日本と世界の家畜利用方法の変革に向けた研究を行っています。広い視野を持った人材育成を目標としています。
帯広畜産大学大学院畜産学研究科修士課程修了、筑波大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学、筑波大学助手・助教を経て、2019年より福島大学農学群食農学類教授。