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福島大学

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福島大学農学群食農学類2019年4月開設

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2019年度入学
有馬 琉

多岐にわたる講義で興味広がる

 僕は、高校の生物部で微生物について学び発酵や醸造に興味を持ったことから、福島大学食農学類に入学して食品科学コースに所属したいと思っていました。しかし、4コースの概論を受講し、農作物の生産や食の安全性、農業と環境との関係や農作物の流通などについて知り、興味の範囲が広がりました。
 食農学類の講義には、農作物の育て方を学ぶ栽培学汎論や、農作物が産地から食卓に並ぶまでのプロセスについて学ぶフードシステム論、食品に含まれる成分やその機能を学ぶ食品機能学などがあります。これら多岐にわたる講義を通して、食品科学、農業生産、生産環境、農業経営が互いに深く関わり合っていることを理解しました。また、農場基礎実習では、実際に水田に入ったり畑の土を触ったりしながら学習できるので、座学で学んだことをより定着させることができます。ドローンによる農薬散布や直進アシスト機能付きのトラクターといったスマート農業を体験した際には、最新の農業機械の便利さにとても驚きました。秋には育てた米や小松菜を収穫して品種の食べ比べを行い、同じ場所・方法で育てても品種によって味や食感が大きく異なることを実感できました。
 農作物生産の苦労や食品の流通、安全性について学んだことで日常生活の視点が変わり、毎日がとても充実しています。どのコースに所属しても食と農に関する広い分野について学ぶことができるため、今ではコース選択がとても楽しみです。

学生生活

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