「農場基礎実習」は1年生の必修科目(前期・後期)です。「田植え(栽培実習)」は1年生にとって入学後の大行事です。
当日は、地元農家さん、農業機械メーカーさんのご支援・ご協力の下、「手植え」と「機械植え」を行いました。
午前中、手植えの準備として地元農家の方が水田に「線引き」などを行い、午後の実習では1年生全員が「手植え班」と「機械植え班」の2班に分かれ交互に作業を行いました。手植えでは、ぬかるんだ足下、転ばないように慎重に苗を植えていきました。今回は、本学への交換留学生8名程(ドイツ、オランダ、ベラルーシ、ハンガリー) も参加し、一緒に手植えを行いました。
植えた品種は、コシヒカリ、天のつぶ(福島県オリジナル品種)、しろわせ(古代稲の品種*)の3種類です。
実習後は、地元の宮司さんから大学周辺の地名の由来や「さなぶり」と呼ばれる地域行事について説明を受けた後、地元農家の方との交流会を行いました。
*第173回定例記者会見(動画配信):矢玉遺跡木簡に記された「しろわせ」を食農学類の農場実習で田植え〜
*会津若松市の矢玉遺跡から出土した木簡に記されていた福島在来の古代品種と思われる「しろわせ」(江戸期文献に登場する古代イネ品種の復刻)
-線引き
-手植え
-機械植え(ドローン撮影)
-地域の方との交流会