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福島大学

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福島大学農学群食農学類2019年4月開設

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エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社
上田 羊介

農学系大学に進んだ理由

 社会がより良くなることに貢献したいという思いから農学部を選択しました。受験する大学を決める段階では理学部と農学部が候補としてありました。自然現象に関する理論を学ぶことができる理学部に対して、より人の社会に直接的に関わる学問を学ぶことができる農学部を選びました。

大学や大学院で学んだこと

 大学3年生までは農村地域で活動を行うサークルに所属していました。農作業を行う際に大学の授業で学んだ知識が実用されていること実感しました。そこから大学の授業で学べることと実際に現場に出て学べることの違いや、両者を知ることの重要性を知りました。
大学4年生からは農村地域で野生動物による農作物被害対策(以下獣害対策)に関する研究を行っていました。獣害対策に関する研究は市役所の方と連携して調査する場合もあり、行政とも関係が近いです。その中でより良い制度作りのためには現場の最新状況を反映させることの重要性を感じました。

就職先を選んだ理由

 社会の制度作りに貢献したいという思いから政策提言を行うシンクタンク業界の企業を選びました。実際に制度の運用や更新を行う公務員や、社会に役立つ研究を行う研究開発法人の職員も候補にありました。シンクタンク業界の業務内容は、お客様の制度やサービスの作成・更新の際に意思決定の助けとなるよう国内外の関連状況に関する調査結果を提供するという点で魅力的でした。

今の仕事について

 お客様からお仕事をいただき、関連する分野の日本の現状や海外の最新動向を調査しております。一言で調査といっても、数字を扱うことや各国の取り組みを整理することなど多岐にわたります。調査結果を報告書としてまとめ、お客様の意思決定に役立てていただきます。

高校生に向けてのメッセージ

 大学では様々な経験ができます。自分の興味を縦に深めることも横に広げることも可能です。自分の興味関心と向き合い、様々な活動に挑戦してみてはいかがでしょうか。その過程で自分が感じたことや出会った人たちとの交流によって経験が積まれていくと思います。

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