026年8月6日、平野学童保育ひまわり教室の小学生約60名を対象に、「食と放射能に関する説明会」が開催されました。当日は、福島大学の平 修教授による講演のほか、福島大学の学生が担当するサイエンスカフェ、GM管を使った測定体験、霧箱の見学などが行われました。食農生15名が参加し、内9名は1年生でした。
サイエンスカフェでは、身近な食材と不思議な物理現象をテーマに、二つの体験を行いました。
一つ目のテーマは、**「キャベツは加熱すると、なぜ味が変わるのか」**です。子どもたちは、加熱前と加熱後のキャベツを実際に食べ比べ、「生のキャベツは少し辛い」「加熱したキャベツは甘い」といった味の違いを確かめました。加熱によって辛味を感じさせる成分が生じにくくなることや、組織が軟らかくなってキャベツ本来の甘味を感じやすくなることを学びました。
二つ目は、ダイラタンシー現象の実験です。ゆっくり触ると液体のように流れるのに、強くたたいたり、素早く力を加えたりすると急に硬くなるという不思議な性質を体験しました。子どもたちは、力の加え方によって状態が変化する様子に驚き、何度も触ったりたたいたりしながら、夢中になって実験に取り組みました。
今回のサイエンスカフェでは、「食べる」「触る」「比べる」という体験を通して、普段何気なく接している食べ物や物質にも、さまざまな科学が隠れていることを紹介しました。子どもたちからは多くの質問や感想が寄せられ、楽しみながら科学への関心を深める機会となりました。