2026年10月13日~17日にパシフィコ横浜で開催された国際学会「ICPH & ICoFF 2026(The 12th International Conference on Polyphenols and Health / The 9th International Conference on Food Factors)」において、郷司弓月さん(食農科学研究科修士2年生)がStudent Awardを受賞しました。
本学会は、ポリフェノールの健康機能性や食品成分の生体調節機能に関する研究を中心に、食品科学、栄養学、医学、薬学など幅広い分野の研究者が世界各国から集まり、最新の研究成果を発表・議論する国際会議です。今回は、ポリフェノールと健康に関する国際会議(ICPH)と食品機能性研究に関する国際会議(ICoFF)が合同で開催されました。
郷司さんは、シンポジウムの口頭発表者に選出され、「Effects of 12-month green tea catechin intake on cognitive function and tryptophan metabolism-related factors in mice fed a high-fat/high-sucrose diet」と題して、英語による研究発表と質疑応答を行いました。
本研究では、高脂肪・高ショ糖食を摂取したマウスを対象に、緑茶カテキンの12か月間にわたる長期摂取が認知機能やトリプトファン代謝関連因子に及ぼす影響を検討しました。さらに、腸内細菌叢との関連についても解析し、緑茶カテキンによる認知機能低下の抑制と、その作用に関わる生体内の変化について新たな知見を報告しました。
Student Awardは、学生による研究発表の中から、研究の独創性、科学的意義、発表能力などを基準として、優れた発表者に授与される賞です。今回の受賞は、郷司さんの研究成果と発表が国際的な学術交流の場において高く評価されたことを示す、大変意義深いものです。
今後のさらなる研究の発展と活躍が期待されます。