| 授業科目の名称 | 講義等の内容 | 備考 |
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| 世界の食料と農業 | 世界の食料・農業の事情を、先進諸国と途上国に区切り、広く概観し、グローバルな視野で食料・農業の問題を考える能力を養う。酪農をはじめとする世界の畜産、農耕文化の変遷、病害抵抗性、食線製造と排水処理対策などの動向を概観する。ついで先進諸国における畜産物加工品、園芸の多面的利用、農薬の使用状況、土壌生態系などの諸課題について学ぶ。そして途上国における農業経営、環境保護、リモートセンシング技術の応用、果実消費などについて学修する。 (オムニバス方式/全15回) 1.地球環境と世界の農耕文化(新田洋司) 2.世界で猛威を振るう植物病とその対策(岡野夕香里) 3.サブサハラアフリカにおける持続的な農地利用(渡邊芳倫) 4.内蒙古・モンゴル草原の退化の現状と原因(石川尚人) 5.世界の森林資源量の動向(藤野正也) 6.食品製造に起因する排水の土壌処理の海外の状況(原田茂樹) 7.タイ東北部の塩類集積地域における農業の改善のためにリモートセンシングが出来ること(牧雅康) 8.開発途上国の水管理システム(申文浩) 9.世界の穀物とその加工食品(熊谷武久) 10.世界の果物 生産と消費の実態(升本早枝子) 11.世界の油脂 我が国と世界の動向(吉永和明) 12.世界の酪農と乳製品:起源、伝播と食生活(松田幹) 13.環境に配慮した農業経営 アジア・アフリカ(荒井聡) 14.東アジアのフードシステム(則藤孝志) 15.東南アジア、欧州の果物消費(河野恵伸) |
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| 森林科学 | 森林は自然環境の重要な構成要素としてさまざまな生態系サービスを提供するとともに、木材や林産物を供給する資源としても重要である。森林の特性と人との関係、および森林資源の利用について、環境科学の観点からは地球環境問題、とくに二酸化炭素の増加と森林による吸収や大気・水質の浄化、生態学の観点からは生物多様性の保全、そして樹木生理学の観点からは永年性の植物としての特性について学ぶ。これらを通して、森林の持続可能な利用の基本を理解する。 | |
| 農業工学 | 本講義では、工学的手法による農業の生産技術・生産環境の改良の研究や、機械化による農業経営など、生産環境学コースの農業工学分野の基礎知識を学ぶ。 (オムニバス方式/全15回) 1.ガイダンス、農業土木学の歴史(原田茂樹) 2.農業土木のハードとソフト(原田茂樹) 3.国土利用と農業土木(原田茂樹) 4.世界・日本の水土環境(原田茂樹) 5.農地の多面的機能の評価と景観計画(神宮字寛) 6.農村地域の水辺に生息する動植物と生態系保全(神宮字寛) 7.水田の圃場整備と農道整備(神宮字寛) 8.地域・地球規模の環境モニタリング(牧雅康) 9.国土防災とリモートセンシング(牧雅康) 10.リモートセンシング技術の農業への応用(牧雅康) 11.農業ICTと営農支援システム(窪田陽介) 12.農業のロボット化技術(窪田陽介) 13.ICTを活用したスマート農業(窪田陽介) 14.農業水利施設、土地改良区(申文浩) 15.災害復旧、防災・減災と農業工学の役割(申文浩) |
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| 畜産学概論 | わが国では歴史の浅い畜産であるが、世界的には宗教・生活環境・文化・歴史と深い拘わりがある主要産業であり、これを扱う畜産学は、家畜育種学、家畜繁殖学、家畜栄養学、家畜飼料学、家畜管理学、家畜衛生学、乳利用学、肉利用学などの広い専門分野から構成されている。この授業では、それぞれの専門分野の基礎的な考え方や知識の学習を通じて、グローバルな農業や文化における家畜の生産の役割に関して理解し考える力を養成する。 |
| 授業科目の名称 | 講義等の内容 | 備考 |
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| 生物化学 | 本授業では、農学系および食品科学系のコースの学生が、作物や家畜による食料生産から生産物の加工保蔵、さらに食品として摂取された後のヒト体内での代謝に至るまでの一連の過程における様々な生命現象を化学として理解することを目指す。これらの生命現象の根幹を担う生物化学反応の機構と基本原理を学ぶ。第一部の物質生化学の項目では、生体組織を構成し生化学反応を担う生体分子(水、アミノ酸、タンパク質、糖質、脂質、核酸)の化学構造と生化学的機能を中心に説明し、第二部の機能生化学の項目では、生化学反応を触媒する酵素の機能と酵素反応速度論、生体膜と物質輸送、およびホルモンなどの情報分子と情報伝達について解説する。第三部の代謝生化学の項目では、生体エネルギー論と代謝(糖、アミノ酸、脂質の生合成と分解)、およびヌクレオチドの代謝(DNA複製とRNAへの転写)とタンパク質生合成(RNAの翻訳)について解説する。 | |
| 有機化学概論 | 有機化学とは、分子の構造と機能の密接な関係から成り立つ極めて体系的な学問である。この講義では、アルカンやアルケン、アルキン、芳香族、酸素・イオウ・ハロゲン含有化合物、アミン、アルデヒドとケトン、カルボン酸とその誘導体における構造的特徴や命名法、物理的性質、化学反応性などを概説する。これによって、有機化学を理解するための体系的な枠組みを提供する。さらに本講義では、生化学などを理解する上での基礎を身に着けさせる。 | |
| 分析化学概論 | 分析化学は、対象物の質や量を適切に評価するための数値の取り扱いから反応の理解まで、食品科学はもとより自然科学領域全体にわたる化学分析の基礎を与える学問である。本講義では、まず、化学分析における数値の取り扱い方、誤差論について解説し、続けて水溶液の酸塩基平衡と緩衝作用、熱力学などの分析化学の基本事項を説明する。さらに、近年進歩が著しい機器分析手法についてもその導入を解説することで、将来各人が専門的な研究を実施していくために、必要な知識の習得につなげる。 | |
| 食品衛生管理学 | 本講義では、日本国内の食品衛生法および関連法令をはじめ、外国から輸入される食品における法規について概説する。また食品、添加物等については、その基準規格ならびに添加物の分析法概論、添加物鑑定法について講義する。施設における衛生管理では、HACCP、ISO9001、22000、FSSC22000について説明する。さらに食品安全学で習得した基礎知識をもとに、食品摂取によって生じる健康障害とその予防対策について講義を行い、食品衛生管理に対してより実践的な知識を深める。 |
| 授業科目の名称 | 講義等の内容 | 備考 |
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| 農地再生論 | 農家の高齢化と後継者不足により全国的に耕作放棄地が拡大している一方、法人等を立ち上げ農地を集積、再利用する動きも活発化している。加えて福島県では東日本大震災において放射能による農地の汚染や津波による塩害が農業に深刻な影響を及ぼしている。耕作放棄、放射能汚染、塩類集積、重金属汚染、有機化合物汚染等の生じた土地について、農地として再利用する際の問題点について概説し、農地として再生する方法論を解説する。特に放射能汚染については福島県の現状も踏まえ、かつ除染後の適切な圃場管理も含めて土地利用や土壌特性ごとに詳細に論じる。 | |
| 病害虫管理学 | 主要な農作物病害虫の特徴、発生要因およびその対策について、基本を学んだ上で、近年、農業生産現場で広まりつつある総合的病害虫管理(IPM)について、その概念および個別手法について広く理解し、効果的かつ環境負荷をできるだけ低減した病害虫管理システムを構築するための考え方を身につける。 (オムニバス方式/全15回) 1.ガイダンスー総合的病害虫管理とはー(篠田徹郎・岡野夕香里) 2.生物的害虫防除1:天敵昆虫・天敵微生物(篠田徹郎) 3.生物的害虫防除2:保全的生物的防除(篠田徹郎) 4.耕種的害虫防除(篠田徹郎) 5.物理的害虫防除(篠田徹郎) 6.化学的害虫防除と殺虫剤抵抗性(篠田徹郎) 7.福島県におけるIPMの現状と課題(篠田徹郎) 8.農薬の安全性評価(篠田徹郎) 9.病害の診断手順とウイルス・ウイロイド病の診断(岡野夕香里) 10.細菌・菌類・線虫病の診断(岡野夕香里) 11.血清学的・遺伝子診断法と植物検疫(岡野夕香里) 12.耕種的病害防除(岡野夕香里) 13.物理的・生物的病害防除(岡野夕香里) 14.化学的病害防除と発生予察(岡野夕香里) 15.まとめ(岡野夕香里・篠田徹郎) |
| 授業科目の名称 | 講義等の内容 | 備考 |
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| 測量学 | 測量は人と土地とのコミュニケーションであり、測量により地球表面の各種状況を計測することは、人間の生活環境の回線に寄与する。本講義では、工学的基礎と農村計画学・生態学的知識に立脚した地域計画手法や環境評価手法に関する知識・技術とともに、農業生産基盤の整備や地域環境の保全修復に資するための知識・技術を習得する。 (オムニバス方式/全15回) 1.測量とは(測量の歴史、基本原理、測量に関する法規)(担当:牧) 2.距離測量:距離測量の種類(直接/関節距離測量、関節水準測量)(担当:望月) 3.距離測量:距離測量のための器材と測定手順(担当:望月) 4.角測量:角の種類と単位(水平角と鉛直角、角度とラジアン)(担当:望月) 5.角測量:角測量のための器材と測定手順(セオドライト、コンパス)(担当:望月) 6.三角測量(三角測量、三角関数)(担当:望月) 7.トラバース測量(許容誤差)(担当:望月) 8.水準測量:水準測量の目的(地形標高、水準点)(担当:牧) 9.水準測量:水準測量のための器材と測定手順(レベル、スタッフ)(担当:牧) 10.GNSS測量:GNSS測量の原理と種類(担当:望月) 11.平板測量:平板測量の目的(直接作図、細部測量)(担当:牧) 12.平板測量:平板測量のための器材と測定手順(平板とアリダード、標定)(担当:牧) 13.写真測量:写真測量の原理(担当:牧) 14.測量学の展開(GIS、リモートセンシング)(担当:牧) 15.まとめ(担当:牧、望月) |
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| 樹木学 | 森林科学は樹木を生産・利用する実学でもあり、我が国をはじめ世界に生育する主要な樹木について学び、森林科学の専門科目に対する幅広い基礎的知識を修得する。また、植物標本を作製する技術を習得するなど、フィールドワークの基本的なマナーを体得し、初めて出会った樹木でも、図鑑等で自ら検索できるようにする。さらに、樹木の緑化での利活用や光合成、繁殖などといった特性、生態系修復や変動環境への応答等についても理解することを目標とする。 | |
| 農業情報論 | 圃場管理に用いる各種情報を管理するための技術として、地理情報システム(GIS: Geographic Information System)の利用が有用である。本講義では、世界の先端農業で利用されているGISの現状を踏まえて、GISの基礎知識と空間情報解析手法について理解することを目標とする。さらに、農業ICTを理解する上で重要な情報通信技術についても基礎知識を身につける。 | |
| 農業機械学 | 食料として生産される作物は穀物,野菜,果実に大別できる。この3種類の作物に家畜の餌となる飼料作物を加え,それらの生産体系を理解し,生産現場において使用される農業機械について学ぶことを目的とする。具体的には上述の各作物を取り上げ,作物生産の準備段階から播種・移植,管理を経て収穫に至るまでの各ステージの説明と,生産現場で用いられるトラクタや田植機,収穫機,防除機など主要な農業機械の機構,構造,動作について講述する。また,農業機械に装備されている自動制御装置,作物固有の作業方法,画像解析や分光分析など先端技術応用の実例を示し,作物生産システムの理解を促す。 | |
| 土質力学 | 土壌と我々の関わりについて、土壌が食農環境、生活環境、防災環境、土木建設環境を形成するものという視点から具体例をもって説明する。その上で、「土壌の基本的性質」と「土壌に働く力」の2つを軸として数学的・物理学的に理解する力を養う。土壌の基本的性質についてはその調査法を含み説明する。土壌に働く力については特に数式を扱う機会が多くなることから、エクセルなどで具体的数値を用いて実際に手を動かし計算するステップを設ける。また、身近な例として、除染活動の一環として発生した含水率の高い土壌の圧密(フレコンパック内のため池底泥の圧密)現象、震災時に各地で顕在化した液状化や沈下の現象、さらには盛り土と高台移転などの具体的施策などを取り上げ、土質力学についての理解を深める。そのほか、地下土壌の活用など、今日的トピックの紹介も試みる。 | |
| 野生動物管理学 | 近年、野生動物の個体数増加や分布拡大によって、農林水産業被害は230億円を計上している。野生動物による被害は、喫緊の課題にもかかわらず、中山間地域の過疎高齢化、狩猟者の減少など、地方の衰退などの社会的な影響もあり、未だ解決されていない。適切な野生動物管理に関して、野生動物の基礎生態と調査の方法、農林業に対する被害の現状や被害対策、鳥獣管理と農村振興の考え方について解説する。 |
| 授業科目の名称 | 講義等の内容 | 備考 |
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| アグリビジネス論 | 農業及び食品に関連する産業として、種苗、農業資材、農業機械、農業関連団体、流通、加工、小売等の国内外の業界について、グローバルな視点での基礎的な理解を得るとともに、農業者による6次産業化や関連産業との農商工連携、教育機関や研究機関との産学連携の理論と実例、政策的支援と各種支援団体について学ぶ。 (オムニバス方式/全15回) 1.アグリビジネスの概念(担当:河野恵伸・原田英美) 2.アグリビジネス論の概要(経済)(担当:河野恵伸) 3.アグリビジネス論の概要(消費、食行動)(担当:河野恵伸) 4.知財を利用した種苗産業(担当:河野恵伸) 5.農協、卸売市場、食品卸(担当:原田英美) 6.バイオビジネス(担当:原田英美) 7.6次産業化、農商工連携(担当:原田英美) 8.農業資材産業、農業機械工業(担当:河野恵伸) 9.食品製造業(担当:河野恵伸) 10.食品小売業、外食産業(担当:河野恵伸) 11.食育・食料品アクセス、食品安全(担当:原田英美) 12.学生による発表A(担当:河野恵伸・原田英美) 13.学生による発表B(担当:河野恵伸・原田英美) 14.学生による発表C(担当:河野恵伸・原田英美) 15.講評・まとめ(担当:河野恵伸・原田英美) |
| 授業科目の名称 | 講義等の内容 | 備考 |
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| 卒業研究基礎演習 | 卒業論文作成に必要な基本技術を身に着ける。また、関連する科学論文などを輪読し、科学技術に関する理解を深め、科学英語の知識を深める。もってグローバルに物事を考える意欲・能力を高め、かつ研究が実施される社会的背景への洞察力を涵養することで、地域課題への関心を深める。さらに先達の研究を継承し、それを創造的に発展させる機会とする。集団で実施する科学研究の実施の留意点、コミュニケーションの方法についても学び、習得する。 | |
| 卒業研究演習Ⅰ | 教員の指導により卒業論文のテーマを設定し、研究目的・方法などについて決定する。テーマの設定にあたっては、既存の学術論文の成果を十分にふまえたものとする。関連する科学論文を輪読し、創造的に理解を深める。研究目的・方法については集団的に討論して具体化を図る。この過程をえて実験または調査を計画し、実施により得られた成果を整理し発表する。ここでの成果を卒業研究演習Ⅱへと継承する。 | |
| 卒業研究演習Ⅱ | 卒業研究演習Ⅰを引き継ぎ、教員の指導により決定した卒業論文のテーマ、研究目的・方法などに基づき、実験または調査を実施し、得られた成果を整理し発表する。関連する科学論文を輪読し、創造的に理解を深める。得られたデータを学術的に位置づけ、科学的知見を明確化する。研究成果をまとめ発表する。発表によりえられた知見・助言を卒業論文のまとめに反映させる。 | |
| 卒業論文 | 教員の指導により論文のテーマを設定し、研究の目的・方法を明確化したうえで、実験または調査を実施する。論文の作成にあたっては、実践性、貢献性、国際性、学際性を考慮したものとする。得られた成果と関連する科学論文の整理により、研究内容を学術的に位置づける。その成果の科学的知見を明確化したうえで論文として取りまとめ、卒業論文発表会で発表する。この過程を通じて、創造的に研究を遂行する能力を身に着けるとともに、プレゼンテーション能力を高める。 |