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福島大学農学群食農学類2019年4月開設

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申准教授グループが農業農村工学会誌に論文を発表しました

申准教授グループが農業農村工学会誌の小特集「東日本大震災からの復旧・復興」に査読付報文「農研機構の農業農村工学分野を中心とした原発事故対応研究」を発表しました。

久保田富次郎, 申文浩, 宮津進, 錦織達啓, 農研機構の農業農村工学分野を中心とした原発事故対応研究, 農業農村工学会誌, 88(2), 11-14, 2020.
★ 抄録
2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災に起因する東京電 力福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質汚染の発生から 9 年が経過しようとしている。これまで,農研機構では原発事 故に関連して,事故直後の緊急的な対応から営農再開に向けた 研究まで,他の研究機関や大学,行政機関等との連携を含めて 数多くの研究に携わってきた。本報では,原発事故対応におい て農研機構の農業農村工学分野が関わったプロジェクト研究を 中心として,事故後の除染技術の開発や農業水利施設における 放射性セシウムの動態解明,水稲作における用水の安全性に関 する実証研究と営農再開への動きなど,事故後の営農再開に向 けた研究の過程について紹介する。
キーワード: 東日本大震災,原発事故,放射性物質汚染,放射性セシウム,プロジェクト研究,営農再開

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