食品用増粘剤CMCに新たな界面機能を発見
~水と油の界面で粒子ネットワークを"束ねる"働き、エマルションを安定化~
尾形教授、修士2年の佐藤涼乃さん、苫小牧高専甲野裕之教授、ハウス食品グループ本社株式会社らの研究チームは、食品用増粘剤として広く利用されている多糖「カルボキシメチルセルロース(CMC)」が、従来知られていた増粘作用に加え、油と水の界面で粒子同士をつなぐ新たな役割をもつことを明らかにしました。この働きにより、微粒子で安定化されたエマルション(ピッカリングエマルション)において、構造の安定性や耐熱性が大きく向上することが示されました。本成果は、従来技術では達成できなかった高安定エマルションの調製を可能にします。食品への活用はもちろん、化粧品など食品以外の領域での活用に貢献する可能性があります。本研究成果は、令和8年(2026年)5月1日にFood Hydrocolloids 誌にオンライン掲載されました。 詳細は、下記のURLにあるプレスリリース記事をご覧ください。
プレスリリース:https://www.fukushima-u.ac.jp/news/Files/2026/06/press_260604.pdf